VPNのセキュリティについてご紹介。
VPNでは、PPTP、IPSecなどの暗号化技術を利用してデータの暗号化及びトンネリング、不正アクセスを防止するためのユーザ認証、利用可能なリソースを制限するアクセス制御などを行うので、インターネット上を通過するデータを覗き見されたり、データを改ざんされる危険性を減少できます。
通信時には暗号を用いてユーザを認証し、認証後はトンネリング技術などを用いてデータを暗号化してインターネットに送り出し、受信側で復号するといった方法でVPNを実現しているので、強固なセキュリティを保守できます。
また、VPNはファイアーウォールで守られている防護壁にトンネルを通す形で設計されますので、既存のファイアーウォールによるセキュリティシステムを実装したまま実現できます。
PPTPとはInternetを使ってVPNを実現するためのプロトコルの1つでPPTPではPPP(Point to Point Protocolの略で、電話回線とモデムを使ってTCP/IP接続をするためのプロトコルです。
ダイヤルアップIP接続でインターネットに接続するには、通常このプロトコルを利用します)をベースに、データの暗号化や認証、リンクの確立などの機能を持たせています。
現在はWindowsNT4.0でのみ実装されていますが、ダイヤルアップルータの各メーカーがPPTPのサポートを表明しています。
IPSecとはTCP/IPによる通信を暗号化するための、汎用的な仕組みです。
トンネリングとはデータをやりとりする経路のうちデータがカプセル化(VPNではデータを特定の形式のパケットに押し込めることで、データをVPN接続でやりとりできるようにしている)されている部分のことです。
ファイアーウォールとは企業などの内部ネットワークをインターネットを通して侵入してくる不正なアクセスから守るための「防火壁」です。
送られてくるパケット(データのかたまり)の情報から接続を許可するか判断し、不正なアクセスであると判断した際には管理者に通報できるよう設計されています。